天然物由来シロアリ防除用土壌処理剤
ファーストガード粒剤
2022年3月末をもって
終売とさせていただきました。
- ■ 植物生まれの天然成分配合
- ■ 簡単に使用できる粒剤タイプ
ファーストガードの主成分である「ヤシ油脂肪酸(カプリン酸)」の開発と実用化に対し、公益社団法人日本木材保存協会よりその功績が讃えられ、2001年5月14日、木材保存技術奨励賞を受賞致しました。
※天然物由来の特有の臭いがしますので使用に際してはご注意ください。
※主成分である天然由来のカプリン酸は、施工部位の環境条件(高温・多湿・カビ発生)により、早期に分解し、効果が低下する場合があります。
適用効果 | シロアリの防除 |
---|---|
有効成分 | ヤシ油成分(カプリン酸)、ヒバ中性油、ウコンなど |
外観 | 淡黄褐色の粒剤 |
容量 | 10×2袋…1ケース |
認定機関 | (公社)日本木材保存協会〈認定番号 A-4188〉 (公財)文化財虫菌害研究所〈登録番号 第14号〉 |
使用方法
対 象 | 処理方法 | 標準使用量 |
---|---|---|
建物の基礎の内周、束石の周囲、水廻り、 その他シロアリ防除が必要な床下土壌、床下コンクリート面 |
壁面(垂直面)から 約10㎝幅、最低1㎝以上の 厚みに敷設する |
0.5㎏/m |
施工手順
床下のごみ、木ぎれ、カンナくずなどを完全に除去してください。
基礎コンクリートの内側、束石の周囲などの地面はできるだけ平滑にしてください。
基礎コンクリートの内側、束石の周囲などに沿ってファーストガード粒剤を約10cm幅に敷設してください。
壁面(垂直面)際の厚みは最低1cm以上を保つように敷設してください。
シロアリが上がりやすいコーナー部やコンクリートの継ぎ目部分などは特に多めに敷設してください。
同封の紙製専用器具は組み立ててお使いください。
*使用に際しては製品容器やカタログに記載されている"使用上の注意"、"取扱い上の注意"をお読みください。
*主成分である天然由来のカプリン酸は、施工部位の環境条件(高温・多湿・カビ発生)により、早期に分解し、効果が低下する場合がございます。
ファーストガード粒剤性能試験
(1)防蟻効力試験(室内試験)
- 試験機関:
- 近畿大学農学部
- 試験方法:
- (公社)日本木材保存協会規格
(土壌処理用防蟻剤の防蟻効力試験方法、室内試験方法) - 供試薬剤名:
- ファーストガード粒剤
土壌 | 穿孔度 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|
耐候操作/ あり |
耐候操作/ なし |
|||
処理土壌 | 1 | 0 | 0 | |
2 | 0 | 0 | ||
3 | 0 | 0 | ||
無処理土壌 | 1 | - | 5 | 1日後に穿孔度5 |
2 | - | 5 | 1日後に穿孔度5 | |
3 | - | 5 | 1日後に穿孔度5 |
以上の結果からファーストガード粒剤は性能評価基準を満たしている。
(2)防蟻効力試験(野外試験:参考データ)
- 試験機関:
- 近畿大学農学部
- 試験方法:
- (公社)日本木材保存協会規格に準じる
(土壌処理用防蟻剤の防蟻効力試験方法、野外試験方法) - 供試薬剤名:
- ファーストガード粒剤
土壌 | 穿孔度 | 備考 | |
---|---|---|---|
1年目 | 2年目 | ||
処理土壌 | 0/5 | 0/5 | 食害数/総数 |
無処理土壌 | 3/3 | 3/3 |
以上の結果からファーストガード粒剤は性能評価基準を満たしている。
ファーストガードWR安全データ(原体として)
急性経口毒性 (主成分カプリン酸として) |
LD50>2000mg/kg (ラット) |
---|---|
急性経皮毒性 (主成分カプリン酸として) |
LD50>2000mg/kg (ラット) |
*動物愛護の観点から最近は急性経口・急性経皮毒性とも最大2000mg/kgまでの試験となっています。
*使用に際しては製品容器やカタログに記載されている"使用上の注意"、"取扱い上の注意"をお読みください。
*主成分である天然由来のカプリン酸は、施工部位の環境条件(高温・多湿・カビ発生)により、早期に分解し、効果が低下する場合がございます。