ヒラタキクイムシ
図鑑リスト:
体長5㎜、淡黄白色のうじ虫状の幼虫が、ラワン・ナラなど、東南アジア、アフリカ産のよく乾燥した広葉樹やタケの内部を食い荒らします。春から夏にかけて、羽化した成虫(体長は3~7㎜)が木材の表面に直径1~2㎜の円形の穴を穿って脱出し、その周りに白い微粒状の粉(フンとかじり屑)を排出します。これは成虫が産卵(50~60個)のために飛び出したあとです。
古くは関東以南に知られていましたが、現在は東北や北海道にも分布が確認されています。
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(京都大学提供)
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(京都大学提供)
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(京都大学提供)
その他のキクイムシ
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アフリカヒラタキクイムシ
(京都大学提供)
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アラゲヒラタキクイムシ
(京都大学提供)
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ケブトヒラタキクイムシ
(京都大学提供)
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ケヤキヒラタキクイムシ
(京都大学提供)
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ナラヒラタキクイムシ
(京都大学提供)