持続力で選ぶ水性タイプの土壌用防蟻剤。

土壌

キシラモンMC

シロアリ防除用土壌処理剤/マイクロカプセル剤

キシラモンMC キシラモンMC

有効成分の高い持続力と、
広がる効力。

独自の「マイクロカプセル技術」により、耐アルカリ性に優れコンクリートなどの強アルカリの現場で高い持続力を発揮します。さらにシロアリの体に付着したカプセルが、グルーミング(体をなめ合う行動)によって他のシロアリにもくっつき、効果が広がります。

環境への負荷を徹底的に削減。

水で50倍希釈する水性タイプ。マイクロカプセル化により土壌への残効性を高め、雨水などで有効成分が環境中に流出するのを低減しています。

白蟻防除業者専用

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適用効果 シロアリの防除
有効成分 クロチアニジン(7.5%) ※有効成分は毒物及び劇物ではありません
外観 類白色の粘稠液体
容量 2L、18L
認定機関 (公社)日本しろあり対策協会〈登録番号 第3460号〉
(公社)日本木材保存協会〈認定番号 A-4206〉
(公財)文化財虫菌害研究所〈登録番号 第19号〉

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使用方法

対 象 処理方法 希釈後の標準使用量 容量希釈法
建物の基礎の内周、束石の周囲、水廻り、
その他シロアリ防除が必要な床下土壌、床下コンクリート面
低圧の噴霧器で散布
ジョーロで散布
帯状散布処理
1L/m
面状散布処理
3L/m2
本剤 1L
水 49L
床下コンクリート面の下 穿孔加圧注入 穿孔処理
3~5L/m2

キシラモンMC性能試験(近畿大学農学部データ)

(1)防蟻効力試験(室内試験)

試験機関:
近畿大学農学部
試験方法:
(公社)日本木材保存協会規格(JWPS-TW-S-S)
土壌処理用防蟻剤等の防蟻効力試験方法および性能基準
供試薬剤名:
キシラモンMC 濃度 使用濃度(50倍希釈液)
土壌 穿孔距離
(mm)
穿孔度 死虫率% 備考
処理土壌 1
2
3
4
5
0
0
1
2
4
0
0
1
1
1
5日以内全頭死亡
5日以内全頭死亡
5日以内全頭死亡
5日以内全頭死亡
4日以内全頭死亡
-
-
-
-
-
無処理土壌 1
2
3
4
5
50
50
50
50
50
5
5
5
5
5
0
0
0
0
0
1日以内貫通
1日以内貫通
1日以内貫通
1日以内貫通
1日以内貫通

以上の結果からキシラモンMCは性能評価基準を満たしている。
(合格基準は穿孔度が全て1以下でかつ全頭死亡)

(2)防蟻効力試験(野外試験)

試験機関:
近畿大学農学部
試験方法:
(公社)日本木材保存協会規格(JWPA 規格第13号)
土壌処理用防蟻剤等の防蟻効力試験方法および性能基準
供試薬剤名:
キシラモンMC 濃度 使用濃度(50倍希釈液)
土  壌 穿孔度 備  考
1年目 2年目
処理土壌 0/5 0/5 食害数/総数
無処理土壌 食害あり 食害あり

以上の結果からキシラモンMCは性能評価基準を満たしている。
(合格基準は2年間食害なし)

(3)コンクリート表面における殺蟻効力試験(社内データ)

死虫率(%)

試験開始 2時間後 4時間後 6時間後 8時間後 1日後
薬剤処理コンクリート 0 100 100 100 100 100
無処理コンクリート 0 0 0 0 0 0

薬剤処理コンクリートを90日間40℃にて保存した後、イエシロアリをコンクリート表面に放虫。
コンクリート表面に散布された場合でも十分に効果を示している。

キシラモンMC安全データ(製剤として)

急性毒性 (経口毒性)LD50>2000mg/kg (ラット)
(経皮毒性)LD50>2000mg/kg (ラット)
皮膚刺激性 わずかな刺激性(ウサギ)
眼刺激性 刺激性なし(ウサギ)
皮膚感作性 感作性なし(モルモット)
魚毒性 LC50(96時間)>100mg/L(コイ)
EC50(48時間)1~10mg/L(オオミジンコ)