ヤマトシロアリミゾガシラシロアリ科 地下シロアリ

図鑑リスト:

ヤマトシロアリの見分け方

兵蟻の頭部は卵形で体長の約1/3の長さです。虫に触れると頭部先端から乳白色の粘液(防御物質)を出します。

  • ヤマトシロアリ
  • 職蟻

    職蟻

  • 兵蟻

    兵蟻

  • 羽蟻

    羽蟻

  • 羽蟻

    羽蟻

特徴

羽蟻 体長 4.5〜7.5㎜
体色 黒褐色(羽の色は淡黒褐色・半透明)
群飛時期 4〜5月(沖縄県2月、東北地方6月)の昼間
兵蟻 体長 3.5〜6.0㎜
加害箇所が巣を兼ねている。
個体数 数万〜最大50万頭
移動距離 加害箇所の近く
加害習性 湿潤な腐朽した木材を好み、主に建物の下部材に加害します。
雨漏りがあると小屋組材まで被害が及ぶことがあります。
加害の速度は比較的遅く、水を運ぶ能力はイエシロアリより劣ります。メスだけで増殖する能力があります。

分布図

最北端の北海道では中心(上砂川町)まで生息が確認されており、 その他の地域でも山間部や寒冷地の一部の地域では確認できませんがほぼ全国的に生息し、全国で約90%の広範囲で生息していることがわかりました。

ヤマトシロアリ分布図

※(社)日本しろあり対策協会資料より