木材防蟻・防腐剤
タケロック20DC
VOCを徹底的に削減。
ほとんど臭わないので安心。
水で20倍に希釈して使用します。溶剤をほとんど含んでいない低VOC仕様なので、臭いも非常に少なく、作業する人にも生活する人にも安心です。
白蟻防除業者専用
適用効果 | 木部の防腐・防カビ及びシロアリの防除 |
---|---|
有効成分 | クロチアニジン(2.0%)、プロピコナゾール(14.0%)、IPBC(6.0%) ※成分は毒物及び劇物ではありません。 |
外観 | 類白色の粘稠液体 |
容量 | 0.9kg |
認定機関 | (公社)日本しろあり対策協会〈登録番号 第7323号〉 (公社)日本木材保存協会〈認定番号 A-5442〉 |
※JIS K 1571に記載の表面処理用木材保存剤にかかる性能基準に適合する製品
使用方法
対 象 | 木材含水率 | 処理方法 | 標準使用量 | 希釈して使用 |
---|---|---|---|---|
木材 |
乾燥した木材 針葉樹25%以下 広葉樹20%以下 |
ハケ塗り 吹き付け |
3〜5m2/L 0.2〜0.3L/m2 |
本剤0.9㎏に 水を加え全量を18Lとする |
タケロック20DC性能試験
(1)防蟻効力試験(室内試験)
- 試験機関
- :近畿大学農学部
- 試験方法
- :JIS K1571:2010 5.3 防蟻性能
5.3.1 室内試験 5.3.1.2表面処理用による - 供試薬剤名
- :タケロック20DC 濃度 使用濃度(20倍希釈)
試験体 | 薬剤吸収量 (g/m2) |
死虫率(%) | 質量減少率(%) | ||
---|---|---|---|---|---|
平均 | 最小-最大 | 平均 | 最小-最大 | ||
処理試験体 | 112 | 100 | 100-100 | 0 | 0-0 |
無処理試験体 | - | 17 | 12-24 | 31 | 24-34 |
以上の結果からタケロック20DCは性能評価基準を満たしている。
(合格基準は平均質量減少率3%以下)
(2)防蟻効力試験(野外試験)
- 試験機関
- :近畿大学農学部
- 試験方法:
- JIS K1571:2004 4.3 防蟻性能
4.3.2野外試験 4.3.2.2表面処理用による - 供試薬剤名
- :タケロック20DC 濃度 使用濃度(20倍希釈)
試験体 | 食害度 | 備考 | |
---|---|---|---|
1年目 | 2年目 | ||
処理試験体1 処理試験体2 処理試験体3 処理試験体4 処理試験体5 |
0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 |
無処理試験体は1年目に食害度が50であったため取り替えた。 2年目も再度食害度は50であった。 |
処理試験体の 食害指数 |
0 | 0 |
以上の結果からタケロック20DCは性能評価基準を満たしている。
(合格基準は食害指数10未満)
(3)防腐効力試験
- 試験機関
- :近畿大学農学部
- 試験方法:
- JIS K1571:2010 5.2 防腐性能
5.2.1 室内試験 5.2.1.2表面処理用による - 供試薬剤名
- :タケロック20DC 濃度 使用濃度(20倍希釈)
試験体 | 供試菌名 | 薬剤吸収量(g/m2) | 質量減少率(%) | |
---|---|---|---|---|
平均 | 標準偏差 | |||
処理試験体 | オオウズラタケ | 114 | 0 | 0.2 |
カワラタケ | 113 | 0 | 0.2 | |
無処理試験体 | オオウズラタケ | - | 39 | 3.8 |
カワラタケ | - | 18 | 6.2 |
以上の結果からタケロック20DCは性能評価基準を満たしている。
(合格基準は平均質量減少率3%以下)
(4)鉄腐食性試験
- 試験機関:
- 近畿大学農学部
- 試験方法:
- JIS K1571:2010
5.4 鉄腐食性能 5.4.2表面処理用による - 供試薬剤名:
- タケロック20DC 濃度 使用濃度(20倍希釈)
試験体 | 薬剤吸収量(g/m2) | 質量減少率(%) | 鉄腐食比 | |
---|---|---|---|---|
平均 | 標準偏差 | |||
処理試験体 | 110 | 0.44 | 0.05 | 1.33 |
無処理試験体 | - | 0.33 | 0.08 | - |
以上の結果からタケロック20DCは性能評価基準を満たしている。
(合格基準は鉄腐食比2.0以下)
タケロック20DC安全データ(製剤として)
急性経口毒性 | LD50>2000mg/kg (ラット) |
---|---|
急性経皮毒性 | LD50>2000mg/kg (ラット) |
眼刺激性 | 刺激性ほとんどなし(ウサギ) |
皮膚刺激性 | 中程度の刺激性(ウサギ) |
皮膚感作性 | 感作性なし(モルモット) |
魚毒性 | LC50 (96時間)10〜100mg/L(コイ) EC50 (48時間)1〜10mg/L(オオミジンコ) |