OGCグループ
商品開発センター
商品開発センター
製剤開発の拠点です。
防蟻や防腐・防カビなど主要な性能の試験も行っています。
日々の積み重ねで、より高性能、より高安全性の製品をめざします
大手製薬メーカーの事業部門としてスタートし、40年以上にわたり木材保存剤の研究開発を続けてきました。
昭和35年にドイツ・デソワグ社にて産声を上げた「キシラモン」。
わたくしたちが当時ドイツから導入して以来、シロアリ防除剤に求められるニーズは、時代の流れともに変遷してきました。
その間、わたくしたちも時代のニーズを常に敏感に捉え、「キシラモン」や「タケロック」の開発を行ってまいりました。
そんな時代のニーズに伴い薬剤が変わっていく中、わたくしたちには決して変わらないものがあります。それは安全性への思いです。
人体や環境に悪影響を及ぼす物質は使用しないことはもちろん、製品自体を複数の安全性試験にかけ、安全性を確認できた製品のみを供給しております。
これからも、高度な研究開発力と最先端の科学技術を融合し、お客さまの声を真摯に受け止め、お客さまが求める製品開発を努めていきます。
さらなる品質向上、確実な安全性の確保を胸に、日々調査・研究を行っております
保存剤事業部 保存剤研究開発グループ 農学博士・リサーチマネジャー 吉田慎治
シロアリ貫通試験中
●製品開発について・・・
私たちは、居住者の安全を第一に製品開発を行っています。また、製品開発を行うだけでなく、製品として既に出来上がったものであっても性能の向上を図ろうと努めています。 そして、これらの品質管理や性能向上に必要なのは、性能や品質データの蓄積と解析の積み重ねと考え、日々、研究・開発に励んでいます。
●安全性について・・・
防腐、防カビ、防虫の効果が高いと評価できる物質であっても安全性が確保できないようであれば、使用しません。 またひとつひとつの物質が安全であっても配合した際、別の問題が発生する場合もあります。ですから弊社では、製品の段階で安全性を確かめる試験を必ず実施します。 また、製薬メーカーの一部門を前身とする弊社は、安全性を確かめるのに必要と判断した試験も必ず実施した上で製品を供給しています。
●最後に・・・
現在、世界的に動物愛護の観点から、動物実験をしない流れがあります。それに代わる試験方法も提唱されており、弊社でもそうした時代の流れを意識し、取り入れていきたいと考えております。